女はなぜ突然怒り出すのか? (角川oneテーマ21)

女はなぜ突然怒り出すのか? (角川oneテーマ21)

男はなぜ急に女にフラれるのか? (角川oneテーマ21)

男はなぜ急に女にフラれるのか? (角川oneテーマ21)

いかに自分が鈍い人間かを痛感した。
図書館戦争』でひたすら心情に訴えて理屈がおろそかになってるのはラノベ対応だと書いたが、
作者が女性だから読者が共感するような描写をするという事に気がつかなかった。
主人公が女性だったり、王子様云々を除いても女性向けだとは気づいていたのだが。


結論は「男性は理屈を通すために話し、女性は共感するために喋る」
自分にとって、この視点は新しかったので暫くこの目線で物事を切ってみようかと思う。
動物愛護団体を見るためにはよさ気な感じが。


結論以外にも色々書いているが、あーそう言われて見ればという内容なっかりでした。
2冊のうち、かなりの部分重複が見られるので読むならどちらかでいいかも。
ウリは立ち読みで済ませました。


比較的理屈で通して男性にとって非常に読みやすい点は評価するが、
新書という事もあり、データの信頼性がイマイチな点がマイナス。
ホルモン関係はどうしても眉に唾をつけたくなる。
まぁ信頼性を著しく落としてるのは参考文献にトンデモ本で有名な竹内久美子の本があるところだなw


アメリカ古典文庫 8 アルフレッド・T.マハン

アメリカ古典文庫 8 アルフレッド・T.マハン

古典を読んでみようシリーズ第一弾。古典と言うほど古くはないが。
麻生太郎の『自由と繁栄の弧』の例を出すまでもなく、現在でもシーパワーの概念は決して古くはなっていない。
原点に触れ、改めてシーパワーについて考えてみようかと。


現在でも応用可能な理論という点では素晴らしいが、
逆に言えば今でも色々な形で語られてる訳で、間接的に内容について知ってる以上新しい知識にはならんなぁと。
本があればハウスホーファーのも読もうかと思うが、自分にとって哲学と宗教以外では古典を読む必要あまりないのかもな。
まぁそれ以上によくこんな本あるよなぁと改めて図書館の偉大さを痛感した。さすがに書庫送りだったが。


日本人の人生観 (講談社学術文庫)

日本人の人生観 (講談社学術文庫)

これも図書館の偉大さを痛感するが、はまぞう検索で出てくるのも凄いな。
感想はもう一回読んでから。
最近KYという言葉が流行りつつあるので、『空気の研究』の方が読みたいのだけれど。