U-20日本 1 - 0 U-20コスタリカ

GK 林 彰洋(流通産業大)
DF 内田 篤人(鹿島)
  安田 理大(G大阪)
  福元 洋平(大分)[C]
  槙野 智章(広島)
MF 梅崎 司(大分)
  田中 亜土夢(新潟)→藤田 征也(札幌)(後半35分)
  柏木 陽介(広島)→森重 真人(大分)(後半45分)
  青山 隼 (名古屋)
FW 河原 和寿(新潟)→青木孝太(千葉)(後半31分)
  森島 康仁(C大阪)


得点:田中亜土夢(後半22分)


非常に良い試合だった。
試合内容としては5分5分。
互いに枠内シュート2本しかなかったが、決定的なシーンを作ったか否かで結果が出た感じ。


コスタリカはラインを上げて中盤で勝負する日本のようなチームへの対策である、
縦ポンサッカーを仕掛けてきた。
ジーコJAPANだとずるずるラインを下げてDFとMFの間にスペースが出来、
バイタルエリアを自由に使われて...というのが目に浮かぶが、
辛抱してラインを下げなかったのが一番良かった点。
まぁちょっと福元や内田が軽率なプレーをして再三ピンチにはなったが、
シュートコースを切るという最低限の仕事が出来たから失点せずに済んだと思う。


それと前線から中盤での守備。
しっかり人を掴んでいるし、フィジカルで劣るにも関わらずちゃんと寄せていってるのが素晴らしい。
なおかつ終盤になっても運動量が落ちないあたりは絶賛する。


ゴールも素晴らしかった。
中盤でのルーズボールをアトムが拾い、デカモリシが楔になってサイドに走りこんだ梅崎にワンタッチで叩(はた)く。
GKとDFの間を通すクロスを上げて、ファーに飛び込んだアトムが押し込むという、正にゴラッソ。
イングランド戦の小野のゴールを思い出しましたね。


ナイジェリアもGL通過を決めたので、次はお互い選手を温存しながらの戦いになりそうなのが少し残念。
柏木、アトム、デカモリシの代わりに香川(U-18)、藤川、マイクが出場となりそうなので、
この3人にも頑張ってもらいたい。まぁマイクは現状単なる電柱なのだが...


ちなみにウリナラは1敗1分。ポーランドに勝てば実質GL通過決定。引き分け以下で敗退。
ブッカン(北韓北朝鮮)は黄金世代と言われていたが現在2分。
ユース世代では最強のアルゼンチン相手に勝てば通過、引き分けでもほぼ通過。
負けでも1点差なら3位で滑り込む可能性があるというややこしい状況。
アルゼンチンがほぼGL通過を決めているので、審判に暴言吐いて退場とかして試合を壊しさえしなければ
何とか通過出来るかもしれない。