1冊で1000冊読めるスーパー・ブックガイド 宮崎哲弥

1冊で1000冊読めるスーパー・ブックガイド

1冊で1000冊読めるスーパー・ブックガイド

以前紹介した記憶があるが、経済関連で挙げられてた書籍を書き留めておく。
但し、取り上げられた本が全てお薦めという文脈で語られている訳ではない。

松原隆一郎『「消費不況」の謎を解く』ダイヤモンド社
T・クロフォード『お金とひとの物語』時事通信社
岩田規久男『デフレの経済学』東洋経済新報社
森永卓郎『日本経済「暗黙」の共謀者』講談社+α新書
加藤出『日銀は死んだのか?』日本経済新聞社
東谷暁『誰が日本経済を救えるのか!』日本実業出版社
野口旭『経済学を知らないエコノミストたち』日本評論社
小宮隆太郎他編『金融政策論議の争点』日本経済新聞社
三輪芳郎『誰も知られずに大経済オンチが治る』ちくま新書
木村剛『粉飾答弁(上 下)』アスキー
小野善康『誤解だらけの構造改革日本経済新聞社
木村剛『日本資本主義の哲学』PHP研究所
柳川範之、柳川研究室編著『不良債権って何だろう?』東洋経済新報社
林慶一郎、加藤創太『日本経済の罠』日本経済新聞社
朝日新聞社編『経済大論戦』朝日選書
朝日選書編集部編『経済大論戦2』朝日選書
『大論争!ニッポン経済再生』洋泉社MOOK
田中秀臣、野口旭、若田部晶澄編著『エコノミストミシュラン太田出版
原田泰『奇妙な経済学を語る人びと』日本経済新聞社
東谷暁エコノミストは信用できるか』文春新書
ロバート・J・バロー『経済学の正しい使用法』日本経済新聞社
稲葉振一郎『経済学という教養』東洋経済新報社
ウォルター・ブロック『不道徳教育』講談社
木村剛『おカネの発想法』日本実業出版社
長部日出雄『仏教と資本主義』新潮新書
河邑厚徳、グループ現代『エンデの遺言NHK出版
仲正昌樹『お金に「正しさ」はあるのか』ちくま新書
酒井良清、榊原健一、鹿野嘉昭『金融政策(改訂版)』有斐閣アルマ
岩田規久男『まずデフレを止めよ』日本経済新聞社
飯田泰之『経済学思考の技術』ダイヤモンド社
水野和夫『虚構の景気回復』中央公論社
川北隆雄『経済論戦』岩波新書
軽部謙介『ドキュメント ゼロ金利岩波書店
清水功哉『日銀はこうして金融政策を決めている』日本経済新聞社
森永卓郎『日銀不況』東洋経済新報社
野口旭『エコノミストたちの歪んだ水晶玉』東洋経済新報社
竹森俊平『世界デフレは三度来る(上 下)』講談社
植田和男『ゼロ金利との闘い』(日本経済新聞社)
中原伸之『日銀はだれのものか』中央公論新社

稲葉振一郎『経済学という教養』東洋経済新報社 は以前紹介。
1章書き下ろしと小野善康氏のあとがきが追加されているので後に出た文庫版の方が良い。
岩田規久男『まずデフレを止めよ』日本経済新聞社 は流し読みしたがイマイチだった印象が。

さて、この五年余のあいだに、私自身のスタンスが変わった点がある。例えば、前半はマクロ政策の重要性を強調するエコノミスト、特にリフレ派(インフレターゲット論者とほぼ重なる)に対して随分つれない態度を取っているが、後半以降は、好意を寄せるようになる。これは、この間に実施された日銀による量的緩和政策が一定の効果を上げたのを認めたためである。

後書きにこんな事書いてたが、効果あったんかねぇ...
景気戻ったのは外需によるところが大きいと思ってるのだが。