韓国人の歴史観 黒田勝弘
- 作者: 黒田勝弘
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/01/20
- メディア: 新書
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ハン板住人だったウリにとって新しいことはほとんどなかったのだが、
唯一かつ非常に面白かったのは「日帝風水謀略説」
わが国民大多数は、日帝がわが民族精気を抹殺するために全国の名山のあちこちに鉄杭を打ち込んで地脈を断ったことをよく知っている。
その根深い被害者意識は国民の間に広く拡散していた。
政府は光復五十周年の一九九五年、歴史的に意義深い時点であることを踏まえわが国民意識の中に残っている被害者意識を清算することによって
国民の誇りを回復し、よりよい未来に向け新しく出発しようという意味から鉄杭除去の事業を汎国民的な運動として推進した。
一九九五年二月から全国で実態調査を行い、百十八本の鉄杭を確認し除去作業を行なった。
抜かれた鉄杭は該当地域の住民に展示した後、歴史的な遺物として永久に保管する計画であり、今後も持続的に鉄杭除去作業を実施する方針である。
『変化と改革−金泳三政府国政五年資料集』(全四巻、一九九七年十二月発行)
いやー、いいねぇw
神道が基本の大日本帝国が陰陽五行説を基本にした風水をなぜ持ち出すのかとかそういう疑問は全く挟まれない。
しかも地脈を断ったという鉄杭というのが凄い。
日帝がわが民族の地気を断つため打ち込んだ直径二・五センチ、長さ三十センチの鉄杭除去作業が、
会員十数人によって海抜一千メートルの切り立った岩の上で玉の汗を流しながら八時間にわたって行なわれ、計七本をすべて引き抜いた。
鉄杭は(湧水の出ている)甘露泉の周辺に約一・八メートル間隔で打ち込んであり、湧き水の両側の二本は日帝が、湧き水の入り口に
通じるところの五本は安全装置用に内国人が打ち込んだものと推定される
韓国日報 一九九三年九月十四日
どう考えても落下防止用の手すりでしょうがw
というか長さ三十センチの鉄杭で断たれる地気ってどんだけしょぼいんだよ!!1
建物の基礎の方がよっぽど地気断ちそうなもんだが。
実際のところ、最近は反日傾向がだいぶ薄れている印象がある。
昔はサッカーの日韓戦で、韓国の日本に対する闘争心は物凄いものがあった。
最近はそういった闘争心がプレイに全く現れないし、対戦前日、試合後のインタビューを見てもそういう質問はあまりなくなった。
そういった傾向について書いた本を読んでる途中なので今週中には何とか。
というか、Jリーグ始まるので各チームの戦力分析もやらんと...