神のみぞ知るセカイ

神のみぞ知るセカイ


うーむ単行本買うか悩むな...
今5番目くらいに楽しみにしてる漫画だし。


この人の前作、聖結晶アルバトロスが始まった段階では
「ああ絶チルの強力なライバルが!これで打ち切り枠が一つ減るかも」
と脅威に感じたんですが、絵はともかく内容がgdgdで結局1年打ち切りとなりました。
gdgdだった原因は、個人的には作者blogの総括を見る限り、エンターテイメント性を追求したらこういう設定になったのではなく、
設定が一人歩きしてしまい、それをエンターテイメントに還元できなかったからだったというのが感想。
今週のハヤテのハト魔人みたくね。


今回のハクア編は、アルバトロスの過ちを犯さない構成だった。率直に素晴らしい。
作者blogから引用してみるが

そして、今回の話は設定話が出てきます。設定話は善し悪しで、世界観を深められる良い部分の一方で、設定を話している間の話のスピード感が著しく失われるという大きな欠点があります。


特に最近のマンガは世界観が重厚なものが多いですから、設定をどういうタイミングで、いかに効率よく話すか、というのが人気と内容の両立を求められる少年マンガの重要タスクです(青年誌なら、ずっと設定話みたいなことも許される場合もあるみたいですが)。ジャンプの連載なんかは10回先が見えないということで、1話目でストーリーを犠牲にしても当面の設定をとにかく話しきる(巻き込まれ型の場合は2話目で)、みたいな感じがありますが。苦労しますね。


まあ、今回のハクア編の序盤はせめて、「ただ立ち話だけをしている状況」というのをどうやって避けるか、ということで色々工夫をしています・・・。
::HoneyDipped:: 20081016


地獄全体のシステムの詳細については、物語上必要でなかったので、省略。アルバの時の反省もあり、この物語の設定や伏線は極めてひっそりと配置されています。ハクアが何か話すたびに、少しずつ地獄のシステムについてわかっていきますが、難しいこと知らなくても、支障ないです。
::Honyedipped:: 20081013

アルバの時も設定を前面に持っていかないように注意はしてたっぽいのだけれど。
特に桂馬の異能っぷりを小出しにしつつ、全てゲーマーとして極めた人間なら出来るという所に持っていってる辺り、
設定がキャラの説得力になっている。こういう事が出来るんなら大丈夫だろう。
個人的な趣向にマッチした作品がどうしても打ち切りの憂き目にあうのが気がかりだがw


ハヤテ同様、作者の意図をblogで知ることができる場合にどうしても点数が甘くなる傾向があるが、
この人には頑張って欲しいもんだ。
まぁ売れてる見たいで、もうアニメ化前提でいいんじゃね?という空気がネットではちらほら醸し出されているが。
やるんならシナジーSP以外でやって欲しいがなw 
まぁ内容的に深夜枠だろうから大丈夫だろうけど。(と思ったがハヤテも内容的に深夜枠だよなぁ...)


ハヤテのごとく!
個人的にはアテネ編は微妙だった。
まぁ重要な設定だからと思い切ったんだろうけど、人気なければ出来ない事だわなぁ。
あれ以降は元通りなので特にコメントする必要ないがな!


絶対可憐チルドレン
掲載順が比較的前目なのは、アンケが上がったからなのかアニメ対応だからなのか...
以前に比べて特段面白くなった訳じゃないのにな。サプリメントはいいんだけれど。
アニメも視聴率的にはハヤテより下なんだよな。この調子で2期あるのかどうか。
まぁアニメ観てないから無くなっても個人的には問題ないのだが、連載が終わる可能性がねw


今週は飛行機が止まってるシーンが秀逸だったが、これどう見ても頭がビルに突っ込んでね?
と思って初めて該当スレ行ったらみなさん同じ感想を持たれてるようで。C-WWWでは何故かスルーだったがな。