また円より子か

美少女アダルトアニメやゲームの規制嘆願が提出される

街中に氾濫(はんらん)している美少女アダルトアニメ雑誌やゲームは、小学生の少女をイメージしているものが多く、このようなゲームに誘われた青少年の多くは知らず知らずのうちに心を破壊され、人間性を失っており、既に幼い少女が連れ去られ殺害される事件が起きている。これらにより、幼い少女たちを危険に晒(さら)す社会をつくり出していることは明らかで、表現の自由以前の問題である。社会倫理を持ち合わせていない企業利潤追求のみのために、幼い少女を危険に晒している商品を規制するため、罰則を伴った法律の制定を急ぐ必要がある。

 ついては、美少女アダルトアニメ雑誌及び、美少女アダルトアニメシミュレーションゲーム製造及び販売規制の罰則を伴った法律を制定されたい。


青少年白書では29歳以下を青少年と位置づけているようなので、18歳未満への販売禁止とは別次元の話だと捉える。
すなわち18禁アニメ・雑誌・ゲーム等の二次元に対する表現の規制に関する提案であると。


個人的にはロリペドは全く受け付けないので、規制されても全く影響ないというかむしろしてくれた方が有難いのだが、
小学生等の少女をイメージしているものがあるのは事実。多いかどうかは別にして。
そして、登場人物は18歳以上という呪文を唱えてさえいれば何やったってOK的な現状には違和感がある。
「この子は魔族なので実年齢は500歳超えてます」とかね。
まぁあれやこれやといたしてるのが18歳未満だと色々問題あるのでタテマエとして書いておく必要はあるのかもしれないが、
もし絵を規制するとして、「この絵はどう見ても18歳未満だろう」と誰が一体どう決めるのか?
「どう見ても17歳」と「どう見ても18歳」を分ける基準なんぞ存在するのか?


いわゆる児童ポルノの問題は、被写体が確実に性犯罪の被害者だという一点である。
三次元では被写体が18歳未満か否かは戸籍を調べれば分かることだし、骨を調べれば科学的にもかなりの精度で判別できる。
二次元では被写体が18歳未満か否かを決める明確な基準はないし、そもそも被害者が存在しない。
三次元の児童ポルノと二次元の児童ポルノとはココが決定的に違う。


児童ポルノが児童への性犯罪を惹起するという科学的な統計は今だかつて見たことがないし、
現状、残念ながら児童ポルノ天国の日本が、世界的に児童への性犯罪が高いという統計も見たことがない。
むしろ世界的に性犯罪率が低いという統計なら見たことがあるが。
日本の10倍も性犯罪が多い韓国はよっぽどポルノに溢れてる国なんでしょうね?


瑞穂タンは確か三次元も規制すべきと言ってたような気がするが、
ポルノの単純所持に関して極めて妥当な見解を述べているのでリンクを貼ってみる。
「人の価値観によっても変わってくるのだ」と書いているが、
三次元ポルノも同じだと思うんですけどねぇ。
まーこの手の規制で一番の問題は、自民党の方が推進派が多いことだw
反対派になっても票に反映されんしね。


最後に、改めてコレを貼っておく。

表現の自由を脅すもの (角川選書)

表現の自由を脅すもの (角川選書)

表現の自由を脅すものとの闘いは永遠である。
「害は不可視になる」とか言っちゃっている人がいたらアヤシイと思いましょう。

10/21に関連記事