ハヤテのごとく!
- 作者: 畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/04/18
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しかし、朝10時にやってるアニメじゃないなw
土曜深夜34時って言い方が的確すぎ。
八話だけを見て、
こりゃCM以外は全くダメだなと諦めたんだが、
その回はハヤテの声優のひとが手術かなんかでいないせいで
ものすごく微妙なオリジナルストーリーだったらしい。
チャットであの回は別物、他も見るとよさ、
と言われてたので改めてニコ動画で見たのだが...
これ、原作より本歌取り*1増えてるじゃないのよ!!1
原作では○ヴィなんて出てこないし麦わら帽子なんてかぶってねーぞw
というかウリには難しすぎて普通にTV見てたら分からんな。
ウリのような素人はニコ動画で見た方がいいかもしれん。
ガ○バスターとかエ○゛ァとかなら見てなくてもまだ分かるんだが、る○剣とか○ァナとかはさっぱり分からんからなぁ。
原作見てても「夢の舞台を駆け上がれ」は分からないし。
あまりにも面白いんで、昨日今日で一気に全部見たぜふはははは。
あんまり時間ない人間はせめてCMだけは見れ。
まぁアニメの面白さはどうしても本歌取りになってしまうのだが、
個人的にはこの漫画の面白い所はキャラクター設定の細かさだと思う。
キャラクターに深みがあるというか。絵柄は全く深みがないがな。
上手く伝わるか自信はないが、キャラが複眼的。
キャラクターの複眼的な表現がよく出来てると思うのですよ。
例えば師匠の「南国アイス」だと基本的に捨てキャラで単眼的。
「かってに改造」だと単眼ではなくなったが単に二重人格者が多かった。
この漫画だと、例えばナギがハヤテに対する態度、マリア、ヒナギクと全て微妙に変わっている。
問題はあまり態度をコロコロ変えるとどういうキャラかの軸がはっきりしないのだが、
少しづつキャラクターの数を増やすことによってこれが解決できている。
もう一つの解決方法として、ハヤテがナギの執事になるという設定。
つまり、ナギの世界にハヤテが入ること...
例えばナギと伊澄との関係がまずあり、そこにハヤテが入ることでハヤテと伊澄との関係が構築されると言ったように
まずナギとの関係を表現して軸を作り、ハヤテと接する態度でもう一本の軸を作る。
(まぁ伊澄は最初から咲夜、ワタル、マリア、サキさんとの関係も出ていた訳なんだが。)
で、まず2つの軸を構築した上で、ヒナギクとの関係など枝葉の部分を出してより深みを出していくという。
そういう意味では西沢さんってのは非常に貴重な存在。
普通の人間だからというより、ハヤテとの関係がまず軸として存在する主要キャラだから。
こういった作業を慎重に進めて世界を構築している漫画って他にあるんだろうか?
少なくともウリは見たことがない。
ネ○まの薄っぺらい世界と比べてどうですか?(って、ネ○ま見てないけどさ)
しかし、フリーダムと名が付いてないにも関わらずここまでやりたい放題なら
絶望先生のアニメもちょっと期待持てるな。
*1:というか版権ネタ。版権ネタにこの表現使うの自分だけかと思ったが、hatenaの解説見ると現代のモノにも使ってるようなのであながち的外れって事でもないんだな