7人のマッハ!!!!!!!

タイトルから見て分かるように、「マッハ!!!!!!!!」とは全く関係ありません
監督が同じなので営業的な観点からつけたんでしょう。
ネタバレするので以下は続き。


ストーリーがあってないようなものなのはお約束。
突っ込みどころも満載。
トレーラーで脱出する際にはわざわざ壁ぶち破って出て行ったり
住人が大していない筈なのにものすごい勢いで虐殺されたり
アクションシーンでも
藤で編んだ鞠を頭に当てても気絶はせんだろうとか
乱戦になってるのに関わらず4対4で銃口向き合わせて互いに打ち合ってみたり
一人になっていた赤ちゃんを背中におぶってわざわざ乱射戦の中に突っ込んでみたり
タイ国旗が落ちそうになると何故かキャッチして意味もなく振り回してみたり
トレーラーから落ちてる時にタイヤに轢かれないよう首をすくめてみたり
高い所から落ちる時の地面が明らかにクッション敷いていたり
まぁ最後2つに関しては
CGで作ってるんなら存在し得ない突っ込みどころなので
逆にリアリティを感じさせると言えなくもない。


個人的に評価したいのは、先入観でコイツはやらんだろうと思う人間のアクションシーン。
小さい女の子がジャンピングニー相手のふとももを台代わりにしてのハイキックをしたり
よぼよぼの爺さんが鉄山靠かましたり
片足がなく、松葉杖ついてる兄ちゃんのネリチャギなど
かなり印象に残った。
女性の格闘シーンはぬるいが、これは仕方ないだろうなw


マッハ!!!!!!!」とは違い、アクションスターのクオリティの高さをまざまざと見せ付けられる感動はないが、
それぞれのスポーツを無理矢理使ってアクションをするという面白さは確実にある。
まぁ、セパタクロー以外は前フリでいかに上手い選手かというのを見せてないのが少し残念だった。